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日暮里舎人ライナー乗車記

 

 「足立区ってこんなにひろかったのか」と思えるほど車窓に明るい日差しがきらめいていた。4月1日谷在家駅から小台駅まで往復乗車してみた。建設中はあんな高いホームに昇ってどうするんだろう?と危惧していたこともなんのその。道路の両側にはエレベータもエスカレータもあり直ぐ改札口へ。
 改札口からホームに入るとチョットがっかり。四方がボックスになっていて春の風に戯れることはできない。前方、後方の窓は駅名シールが青いシールで覆われパッとした風景は飛んでこないのがチョット残念。電車の本数は多く感じた。乗車してみるとなんかチンチン電車とバスのあいのこが空を走っている気分。西新井大師西駅からは大師の大屋根が家々のなかに燦然と鎮座している。お大師様も喜んでいるだろう。
 このライナーの見所?は足立区長もいっているように荒川と隅田川を渡るところか。この両河川のなかにある駅が小台駅。いにしえの隅田川の泰然とした流れと首都をまもるために掘られた人口河川、荒川の悠然とした流れが喧騒した心を和みの世界にひきつけてくれる。

松舘 寛

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