風間清治さん
私のふるさとは新潟県古志郡山古志です。山古志は上越新幹線長岡駅から車でわずか30分足らずの位置にありながら、起伏の激しい地形と冬の豪雪のため、この地域は「日本の原風景が残る村」として紹介をされたこともあります。特に2004年の新潟中越地震で有名になりました。昔は大小20の村がありましたが、合併して山古志村になりました。現在の長岡市です。
私の生まれた所は20の村のひとつ種苧原というところで生まれました。四方を山に囲まれた雪深い所です。積雪の多いときは4メートル以上になります。
そして昔からから続いている「牛の角突き」という闘牛があります。歴史は古く山古志村の「牛の角突き」は、古来の動物競技習俗の形がそのまま残っており、興行化せず村民の生活にとけこみ、一郡一村の山古志の箱庭のような美しい村郷に、伝統的な姿で今に伝えられている。5月始めから11月の始め1ヶ月に2回位開かれています。体重が5、6百キロから1トンクラスの牛の角突きはすごいです。
これぞ日本の風景
また錦鯉の産地でも有名です。秋になると錦鯉の品評会が開かれ、他県からも多くの人達が集まり賑やかです。子供の頃は川で「イワナ」や「カジカ」取り、山に入ってはカブトムシやクワガタなどを取って遊んでいました。今思うと懐かしいなぁと思っております。