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マスコミも政府の責任と報道 10・5青年大集会

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足立労組の青年で作ったthe足立

 10月5日(日)午後、東京・明治公園に日本全国から4600人の若者が集まりました。東京土建足立支部からは9人で参加をしました。
 会場は「正規雇用を増やせ」などの要求の書いたプラカードや横断幕、のぼりなどであふれ、医療、福祉、保育、土木、建築など職種別に別れ交流を行いました。その中でも青年労働者の厳しい実態が参加者より報告されました。
 若い保育士さんからは妊娠がわかり社長や同僚に話したところ「妊娠したらみんな辞める」と言われ、仕事は続けたかったのですが、退職を余儀なくされましたと報告がありました。建築の交流会でも現在の建設不況による低単価や低賃金、長時間労働など劣悪な労働環境の報告があり、独立している職人も仕事が少ない状況に苦しんでいます。全体会では会社から使い捨てにされて労働闘争を行う仲間から発言があり、聞いている参加者からも「そうだ」、「よし」などの掛け声とともに拍手が起こりました。アピールウォークでは明治公園から渋谷駅までと大変距離の長いデモ行進でしたが、熱のこもった熱いアピールが出来ました。
 今まで何を訴えても労働意欲が無いのではと政府や企業、マスメディアにも全く相手にされていませんでしたが、今回の10・5青年大集会は若者の雇用、生活などの窮状が国の政策の責任であると各新聞で取り上げられ、大きな前進を勝ち取った取り組みになりました。
冨張 剛

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