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二〇〇九年 丑年【うし】 謹賀新年

足立支部結成60周年
一万人の組織実現へ

若い力が 未来を開く 写真

 2009年の今年、足立支部は結成60周年を迎えます。
 1949年9月結成当初は組合員数70人からのスタートでした。組合結成当初は終戦直後の食べるための労務加配米や作業衣・地下足袋などの労務加配物資獲得の運動に始まりました。このたたかいの高揚は同時に「怪我と弁当は手前持ちの職人にも健康保険を」などの要求運動へと発展。一人親方への労災保険を認めさせるとともに、1953年には「日雇労働者健康保険法」を成立させ、組合を事業主とみなして日雇健保を適用する「擬制適用」を実施させました。1958年すべてにわたる組合員の「手作り」会館が弘道に完成。要求運動が幅広く進む中で組織は2217人にまで前進しましたが、1970年に日雇健保の擬制適用が廃止され一時は1397人まで減少しました。東京土建はただちに組合員の命と暮しを守る国保組合を設立。
 1977年土建国保の定率補助の法制化を実現し、1978年第1回住宅デーが開始されるなど運動が盛り上がる中、さらに大きな組織建設を展望し西新井5丁目に鉄筋3階建ての新会館を建設しました。その後30年間で組合員数は4・6倍に。バブル経済の破綻の中で建設産業は冷え込み、組織は一進一退の中、「不況のときこそ東京土建」と組織的前進を開始。2005年、足立区梅島に3代目の会館を建設。一万人の足立支部を目指す仲間の城が完成し、そして今年、夢を実現する。

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