多勢の参加者で行列です
定額給付金と引き換えに消費税が上がる!?
増税反対の活動に869人集まる
40回目の節目を迎えた「3・13重税反対統一行動」が、足立税務署管内の千住旭公園と、西新井税務署管内の中郷公園の2箇所で行われました。元々は1965年に東京土建荒川支部と荒川民商の仲間が税務署までデモ行進をして集団申告をしたのが先駆けです。その後、全建総連・全商連が中心になって1970年から全国へ広がりました。
申告の様子
3月13日の朝9時30分よりそれぞれの会場において集会が始まりました。実行委員会からは国民本位の税制改革や税務行政の民主化の必要性をうったえかけがありました。また「百年に一度」とも言われる世界的な不況に対し、効果的な政策を打ち出せない政府に対しても怒りの声が上がりました。その後は足立税務署・西新井税務署へ向けデモ行進を行い、沿道の住民に増税反対や自主申告の重要性をアピールしました。
千住旭公園には全体で369人、支部より176人が参加、中郷公園には全体で500人、支部より185人が参加しました。税務署内において各組合員が集団申告と個人請願行動をしました。参加者からは「たった1回きりの『定額給付金』と引き換えに、消費税が増税されたらたまらないよ。俺たちが納めた税金の使い道は、しっかりと見届ける必要があるね」との声が聞かれました。
松村書記