分会の取り組みの様子
国土交通大臣や住宅局長など関係各所に要請してきた仕事確保の申し入れが実り、国土交通省より「長期優良住宅等推進事業の技術基盤強化事業」のうち１０億円強の経費補助が全建総連として取り組みに活用できました。そのうち東京土建本部に１億７千万円、その中から足立支部には１１００万円の経費補助の予算が出て、２月の１ヶ月間という短期ではありましたが取り組みを行いました。急な話で本部としての方向性もなかなか決まらない中での取り組みになりましたが、足立支部はやりきる姿勢を堅持。
ＮＰＯすまいの相談室と共同して、平日のみならず土・日も利用して既存住宅の現状調査を実践するとともに、分会では土・日を中心とした住宅相談会におけるヒアリング活動を区内各域で行ないました。既存住宅の現状調査では、お客さんや顔見知りのご近所への訪問をおこなったことで仕事の依頼につながったり、住宅相談会のチラシ配布によって住宅相談が支部に寄せられるなどの相乗効果が生まれました。参加した仲間からは「苦しいときに収入を補うことのできる取り組みで嬉しい」「組合に入ってて良かった」と本当に厳しい状況の中参加して助かったという仲間の声が多く聞かれました。全建総連では２００９年度も引き続き「長期優良住宅等推進事業」を追加要請していきます。今回の事は組合を通して仕事確保の取り組みの出来る画期的経験になりました。最終的に足立支部全体として３４分会１１５２人が参加しました。活動に参加された皆様お疲れ様でした。
花畑分会 小田聖
