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国の対応が早ければ苦しまずに済んだ 企業と国にアスベスト被害者救済を要請

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ニチアス前で要請行動

 3月5日、午前中は、クボタ松下電装外装前にて集会行動に参加。原告団の訴えに対し会社側の社員たちは無反応。他人事のような感じがしました。いつの世にも自分に災いが及ばないと無関心でいるご時世なのか。
 午後からはニチアス本社前にて集会、宣伝行動に参加しましたがこちらでも社員たちの反応がなく、謝罪もありませんでした。アスベスト被害は我々建設従事者にとって、ごく身近な問題だということを改めて感じました。
 現場で働く職人はアスベストの危険性を知らされないで生活の為、一生懸命仕事をしてきました。それが反対に自分の命を縮めていたのかと思うと怒りを覚えます。もっと国の対応が早ければ多くの職人が苦しまないですんだのではないでしょうか。原告の人の苦しみを考えると決して企業と国の怠慢な態度を許すことなく要請行動を行ってほしいと願っております。これからも頑張っていきたいと思っております。
 島根分会 神崎光明

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