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合言葉は不況の時こそ東京土建 1万人支部めざし出発だ

組織強化への決意固める
―第56回支部定期大会

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不況の時こそ団結してガンバロウ

 第56回定期大会では、厳しい情勢を切り開いてきた歴史を教訓に、なお一層の運動の発展と組織の強化、大衆行動をより強固にし、大手企業にも屈しない交渉を進めていくこと。11月の足立支部創立60周年記念式典を1万人支部でむかえることなどを参加者全員で決意を固めました。

 足立支部は4月12日(日)に日本教育会館で第56回定期大会を行いました。
 代議員、来賓を合わせ295名が参加し、来賓には公明党代表の太田衆議院議員をはじめ、高島都議、三原都議、渡辺都議、大島区議、関係団体の計20名の方にご参加いただきました。
 来賓の方からは、需要をどう出すかに尽力してきた。経済対策の中でも公共事業にも力を入れ、100年に1度の大不況といわれる住宅産業、建設業が潤うように頑張ります。など力強い挨拶をいただきました。
 本大会では今年60周年の節目の年を1万人支部で迎えようと組織拡大と組織強化を図るため、分会組織の平準化を視野にいれた方針を提起しました。特別決議では戦後最大級の建設不況に見舞われている建設産業の実態を参加者に訴え、仲間が望む要求実現へ向け、足立支部全員で団結し、「苦しい時こそ東京土建」を合言葉に大衆闘争で成果を挙げること、何より建設労働者の権利の向上に尽力することに力点を置き訴えかけました。私たちの仲間は、建設基準法の改悪で衰退した建設業にさらに追い討ちとなった世界同時不況がもとで仕事確保が困難となり、深刻な生活状況を余儀なくされています。仕事がなく世間並みの生活すら送れない仲間が後を絶たず仲間の悲痛な叫びはさらに広がっています。建設不況の波及はどこまで続くか不透明なままというのが現状です。

建設不況打開へ

 しかし厳しい情勢を切り開いてきた歴史を教訓に、なお一層の運動の発展・組織の強化を進める決意を参加した仲間と共に誓い合い特別決議としました。私たちの総意は建設業の早期の景気回復・雇用の安定です。全ての仲間が平和に日々過ごせること、また建設産業の景気が回復することが早期解決への第一歩です。そのためにも大衆行動をより強固にし、大手企業にも屈しない交渉を進め、具体的な取り組みとして成果を出していくことが求められていきます。共にがんばりましょう。

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