生活は仕事あってこそ建設国保と共に守り抜き、よりよ
い社会を構築していこう!!
全国から7480人が日比谷野音に集結
私たちの命の綱「建設国保」
満額確保へ向け強い思いを国政へ
建設不況を打開し、建設国保の育成・強化を求める予算要求集会が、都庁前と日比谷野外音楽堂で足立支部から249人、全体で7480人の参加で開催されました。
都庁では午前中、代表団が各部局と都議会各会派に要請を行ない、午後には日比谷野外音楽堂に場を移し、集会を行いました。
いま政府は深刻な不況の中、社会保障費の自然増2200億円の抑制政策の転換を余儀なくされています。
私たちは医療保険の一元化は医療費・保険料の後退を招く恐れがあるとして、国民医療を拡充すると共に、医療保険制度は被用者健康保険と国民健康保険とすること。
国保の管理・運営の主体は、公営国保と国保組合とし、建設国保を育成・強化すること。
国保組合に対する国庫補助は必要額確保を求めています。
仕事確保に関しては、住宅リフォーム減税及び、耐震改修促進税制の充実、住宅建設費への消費税の非課税化などを行なうこと。
長期優良住宅を定着するため「長期優良住宅普及促進事業」を次年度以降も予算確保すること。
中小建設業者の地域での仕事づくりを支援することなどを求めています。
集会終了後、東京駅までデモ行進し、強い訴えを行うと共に、大衆へ向け混迷した情勢を熱く訴えました。
建設国保守り抜くのは当然の行動
新田忠明さん
全国から7、480名の仲間が、梅雨あけのうだる様な暑さの中、全国から結集しました。
社会保障の劣悪さが進む中、建設国保の予算要求に向けた決起集会は当然の行動であり、働く者、全体に勇気を与えるものと確信しています。
大勢の仲間が仕事を確保することに四苦八苦し、個人的には限界を感じている中で、自身と家族の命を守る最後の砦として建設国保の予算要求は極めてあたりまえな行動ではないでしょうか。
近かじか行なわれる総選挙では私たちの思いを明確にし、一つでも多くの要求を獲得できるよう、確実な一票を投じる必要性があると実感しています。
千住分会 新田忠明
生活保障は絶対維持・存続
佐川誠治さん
私たち建設労働者にとって土建国保ほどあり難い健康保険はありません。
私たちの生活はいざと言うときに手厚い保障をしてくれる土建国保があってこそ。
毎年の様に下請け額が下がり続け、仕事が不況下の中、どんどん苦しくなっています。
せめて私たちの生活の保障「土建国保」は制度を充実させたまま存続させたい。
私はそんな思いから、集会に参加し、毎年、予算要求満額確保を願い、仲間の一人として訴えています。
仲間の一人ひとりの声が国政を動かす絶好の機会です。私たちの生活をこれ以上悪くしない為にも、みんなの訴えかけが必要です。
中央梅島分会 佐川 誠治
一人一人の声が補助金獲得への最大の決め手
真木社保対部長
土建国保は、国からの国庫補助金、東京都からの都費補助金、そして私達の払う国保料で運営されています。その内の国庫補助金は
(1)国保組合に対する基礎的な補助である「定率補助金」
(2)加入組合員の平均所得と医療費を加味した財政力に応じて補助率が決定される「普通調整補助金」
(3)国の裁量によって補助される「特別調整補助金」の三つがあります。
(3)の「特別調整補助」は、私達の運動の力で勝ち取る補助金です。ですから厚生労働省に宛てた予算要求はがきの取り組みは、予算獲得にとって決定的に重要な役割を担っています。
足立支部の7月のはがき集約数は19、000枚でした。8月を引き続き補強月間と位置づけ、未集約のはがきの集約を行ないます。
厚生労働省の担当者が一枚一枚のはがきを見ています。
心のこもった切実な要望をはがきに込め、社会保障費の削減と消費税の増税を許さない制度作りを皆さんの力で勝ち取っていきましょう。
社会保障対策部長 真木 泰久