よりよい現場へ向け訴えも真剣
7月1日から始まった労働安全週間の3日目に、区内のゼネコン・サブコンの建設現場に3班12名で「労働安全訪問行動」を行いました。
夏季を目前に控え、熱中症対策について懇談したところ、熱中症対策については、冷水機・製氷機・クーラー扇風機等を整備してあることを確認。
安全対策については毎朝の朝礼・職長会議等で指導・徹底をはかり、未然に事故防止に努めているとのことでした。
元請労災の適用については各現場で回答が違ってはいましたが、法に基づいて申請しているとのこと。
また、一人親方労災の加入については、入場時等に下請会社へ、名簿の提出を義務付けているとの回答でした。万が一、未加入だった場合は、「東京土建で労災加入を」と勧めて下さるとも言っていただけました。
建退共については、今回訪問した公共工事現場については、証紙は用意しているが、台帳を持ってこない・認識が薄いとの回答でした。
また、今年度改正された、足場に対する規則に対しては、事前に監督署で改正内容を確認し、既に対応済みと万全の配慮が施されていました。
全体を通して、今回はどの現場も対応がよく、こちらの要望に真摯に応えていただけるなど、運動面として前進のある取組みとなりました。
労働対策部長 橋本 正三