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労災適用をめぐる裁判の過程でパワービルダー（建売業者）の労災適用の基準に大きな変化がありました。 建売業者の現場で「買主が決まっていない住宅では発注者から直接仕事を受けた業者が元請となる」これは当然な気がしますが大手建売業者は一人親方に対して発注することが常態化しています。 多くの工務店では事業所労災に加入していますが、一人親方は「一人親方労災加入」のみです。現場の追い込みなどで工期に追われてくると仲間の応援を頼む場合がありますがこのとき応援の依頼を受けた仲間が労災事故にあったときは労災未適用となってしまい大変なこととなるのです。 組合では買主が決っていない大手建売業者から直接仕事を受ける一人親方に対して「事業所労災加入」をお願いしています。 また、建前現場での手間返しも同様です。「一日契約」でも結びましょう。 労働対策部長 橋本正三
