寒さに負けず、駅前まで元気に行進・シュプレヒコール!!
午後すぎから生憎の雨模様となった2月26日(金)の夕刻に、私たちの要求を掲げ「足立区民集会」を他労組と連携して行いました。千住仲居町公園を起点に383人が結集し(足立支部からは188人)集会後、北千住駅前までデモ行進を行いました。
集会の中で、東京土建を代表して登壇した見付副委員長は「夢を持って上京してきた若者が、仕事がなく夢を諦め、アルバイトをしている」と切実な現状を訴え、労働者の雇用と仕事のルール無き現実に打開を目指すことを熱く訴えました。
登壇した見付副委員長(左)
また、登壇者の中からは、今年も行われた年越し村。実際は年越し村があること自体が本来あるべき姿ではないと国政のあり方を問う場面もあり「内需拡大による国民本位の景気対策」をとの訴えもありました。
足元も悪い中、多くの仲間が結集する光景は不景気の色が色濃く見え、その実情を打開したいと思う皆の心の現われと感じる集会となりました。
通信員 中島優次
集会参加 仲間の声
宮城孝雅さん
景気好転願う
宮城孝雅さん(花畑分会)
若者が安心して暮らせる賃金と仕事を保証してほしいと願います。
日々、苦労して働いている仲間が生活面でも苦労を強いられるなんて「働く」という意味を失いかねません。
「夢だけ追って建設業に従事している」そんなきれい事だけでは生きていけないのが現実です。夢を追う中にもしっかりとした生活を営める保障が必要最低限なくてはならないと思います。
そのためにも運動が大事。要求実現に向け私もできる限りのことは協力します。
松田 功さん
安心できる社会に
松田功さん(大谷田分会)
この不景気で仕事はめっきり減り、仲間の多くは、仕事が無い現状に戸惑いを覚えています。
私の周りだけでも、何人の仲間が建設大不況の打撃を受けていることか。こんな小さな地域だけでも苦しい声をたくさん聞くのに、世の中ふたを開けてみたらもっと悲惨な状況になっていると思うと心が痛みます。
私は、せめて「安心のできる生活保障を今」の社会に望みます。不況に逆行して社会保障は値上げ路線。いったいどうなっているのか。こんな社会は早く脱却してみんなに笑顔が戻る世の中に変わってほしいと思います。