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この先不安な健康保険問題点意識し反対の声を ―国保シンポジウム―

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これからの動向がますます気になります

 3月6日(土)101人の参加で(東京土建うち33人)千住介護福祉専門学校にて「どうなる国民健康保険」と題したシンポジウムが開催され、医療福祉・公営国保(足立区)・土建国保・社会保障推進協議会のパネリストのもと、それぞれの立場から今後の国民健康保険の動向について報告がなされました。
 報告の中からは、健康保険の仕組みや国民健康保険の滞納状況が深刻化していること(足立区滞納状況26・6%)そして後期高齢者医療制度を廃止した後、医療保険を統一し、将来的には一元化(負担の公平を図る目的)をもくろんでいることが明らかとなりました。
 また、政府は保険財源に消費税の増税を狙っていること、さらには、保険料負担に重点を置いた計算方式が23年度から導入(実質、保険料値上げ)されることが決定されており、私たちの生活に更なるしわ寄せが来ることが予想されます。
 これ以上の負担を押し付けられないためにも問題点を意識して関係各庁に要請していくことが急務です。
笠原 通信員

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