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結集する仲間の力で不況打開を目指そう

 止まぬ不景気の嵐が今年も建設産業に猛威をふるっています。長く続く氷河期は、現代の日本経済の象徴として影を落とし、依然、出口の見えない暗闇を迷走しています。
 仲間からは、仕事が確保できずに生活に困窮している声が至る所から上がってきており、現実問題はいざなぎ景気とは裏腹に「低単価・低賃金で悩む二極化が更に広がっている」が現状です。この事態の早期打開めざし、運動の発展が急がれます。

 足立支部の最高決定機関会議である「支部定期大会」が神保町は日本教育会館にて開催され、支部創設から57回目を数えました。参加者は来賓19人を含む301人の仲間が集い、一日と限られた時間の中、旺盛に議論が交わされました。
 長く引く不景気の中、開催された定期大会では、例年に無いほどに緊迫の様子を呈し、午前中の支部方針を含む、「基調報告」の質疑討論から終始、多くの発言が飛び交いました。
 発言の中で、特に実感するところは「生活が苦しい」その要因に尽きる発言が目立ったこと。要求は溢れかえる程に膨張し、仲間の生活改善が急務であることが現実問題として急がれています。
 私たち東京土建に結集する仲間は、建設産業を取り巻く不景気の打開目指して運動を更に発展させ、躍進していかなければなりません。
 マスコミによる不当な国保攻撃に昨年度は衝撃が走り、国保一元化への動きが加速しています。この問題は決して許せるべきものではありません。なんとしても土建国保死守。
 激動が予想されるこの一年に全力で奮闘していきましょう。

東京土建国保の手引き カレンダー