このたび、足立支部執行委員長の任に就き3期目を迎えることとなりました。これと言いますのも、皆さんの下支えのもと厳しい情勢を乗り越えられた事に尽きると感じております。この場をお借りして御礼申し上げます。また、今後も変わらぬご尽力とご奮闘を宜しくお願いいたします。
今年度は、マスコミによる国保攻撃から時代が大きく変革を向かえる激動の一年と予想されます。この変革とは国保一元化を指し示すもので、あってはならない変革です。事業仕分けの矛先が、私たちが守り抜いてきた建設国保に影を落とし、近い将来には保険を全てひとつにまとめる。そんな構想を描いたシナリオの序章です。後期高齢者医療制度の先送りも、国保一元化を視野に入れた形で見送られ、同時に吸収させようという政府の狙いが露骨ににじみ出ています。
また、会社が独自に運営する健保組合も後期高齢者医療制度の支援金に耐えられず解散に追い込まれ、知らず知らずに一元化の渦へと引き込まれているのが現状と言えます。
私たちの建設国保も人事ではありません。絶対に変えさせてはならない国保一元化阻止に向けて皆様の諸運動の更なる前進に期待しています。
支部執行委員長 増子今朝男