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年頭のご挨拶

組合員・家族のみなさま
新年あけましておめでとうございます

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執行委員長
増子今朝男

 みなさまには日頃から東京土建の組合運動に対してご理解とご協力を賜り大変感謝もうしあげます。
 08年から長期にわたる日本経済の大不況が、私たちの建設産業にまで及び、全国各地で働く建設労働者、中小建設業者は生活関連の公共工事、新設着工戸数、住宅リフォーム工事等の激減で「何とかならないか」と悲鳴をあげています。
 仲間の大勢が仕事確保に苦労しながら、少ない仕事量の中でさらなる低単価、低賃金等の厳しい現実にさらされています。
 今の政治・経済情勢を変えようと期待した民主党も政権交代後もいっこうに明るい兆しが見えるどころか、ますます暗渠に進むかのようです。
 その様な状況下の中で、不払いや相手先企業倒産の相談が相次ぎ、本部・支部が一丸となり取り組み解決に立ち向かいました。

仕事確保や賃金の引き上げに奮闘した組合

 明るい話題では、住宅デーに訪れた来場者から、大手住宅会社に頼むより安心してお願いできる地元建設業者へと、古千谷分会建築センターが新築を受注、また各分会建築センターでも仕事確保に取り組み、地域のみなさまに喜ばれています。
 これも仲間の団結と組織の発展が成し遂げた成果と言えます。

公契約条例制定など建設産業のさらなる民主化をすすめる

 昨年行なった「公契約を考える足立区のつどい」では、足立区総務部長や区議会各会派の参加で、これからの公契約制定に向けて大きく前進することができました。
 これからも組合にとって色々な問題解決に向かって、各関係団体との連係を強めて参ります。
 毎年2回行なっている大手企業交渉では、私たちの仕事とくらしを守るために、年収600万円以上と日建連提言を企業に順守させる交渉を強化し、パワービルダーとの交渉も今以上に発展させたいと思っております。

分会再編発足の年、分会格差の解消を

 組織の取り組みでは、各分会の平準化を目指した新しい分会再編が4月に行なわれる支部大会後に発足します。
 分会組織人数により生じる不公平感の解消や、分会役員選出の格差をなくしていきます。
 青年部、高友会、女性の会など各階層での運動を前進させ、NPO住まいの相談センターとの連係強化で仕事確保の取り組みを進めていきます。
 本年もまだまだ予断を許さない情勢が続くと思いますが、仕事確保、賃金引上げ運動や命とくらしを守る国保の予算獲得、大増税阻止、アスベスト被害者全面救済等、私たちの諸要求実現に向けた闘いを強化し、期待に応えられる支部を目指していきます。

統一地方選挙で政治の流れを変えよう

 今年は統一地方選挙や足立区長選および東京都知事選が予定されています。
 私たちの期待に応えてくれる政治を望みます。どうか今後もみなさまのご協力とご理解をお願い申し上げます。

前進した分会高友会設立、今年も仲間と団結

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高友会会長
芝本義夫

 昨年、あだち高友会は会員拡大とともに分会高友会の設立にも力を入れ、新たに五つの分会が立ち上がりました。これも支部・分会の役員と仲間のみなさまの努力の賜物と思います。また「高齢者集会」「バス一泊旅行」にも多くの参加をいただき高友会への期待が年々高まっていることを感じた一年でした。
 今年は支部で分会再編が行なわれ、新しい分会がいくつか生まれます。新しくなった分会のもとで分会高友会を設立し、さらに仲間どうしの団結を強めたいと思っています。引き続き高齢者医療問題など、課題はたくさんありますが高友会の仲間たちと頑張っていきます。

組合に欠かせないもの・・・それは母ちゃんパワー

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女性の会会長
大場はる子

 いつも忙しく、何かに追われるような一年でした。若くはない体と忘れることが多い脳と戦いながら、父ちゃんたちは疲れている。母ちゃんパワーで頑張らなければと家でも外でも自分にいい聞かせながら走ってきたように思います。
 でもそんな弱音は言ってはいられません。私たちをとりまく環境は、大変激しく困難なのですが、女性の会が運動することの重要性、また、組合の組織運営を進めていくうえで女性の会の力は絶対欠かせないとの確信を持ちながら、みんなと力を合わせて会を盛り上げ継承していく決心です。どうぞ、あたたかいご協力を心よりお願い申し上げます。

青年部の財産 それは仲間

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青年部長
小野寺康至

 青年部は、30歳以下の組合員が集まり活動しています。現在、加入者数は200人以上です。若い組合員が集まれる場所を作り、部会では若い組合員が仕事や技術に関わる知識や情報を得られるようにし、仕事の悩みやこれからの建設業をどうしていきたいという思いを出し合うなどの話し合いをしています。
 それと同時に、楽しいイベントや飲み会を通じて交流をしていき仕事でも助け合える「関係づくり」=仲間を増やしていきたいと思います。青年部は30歳までですが、ここで参加して得た仲間は、ずっと続きます。もっと多くの人に青年部のメリットを伝え「参加したい」ともらえるように、青年部役員と部員とともに一緒に頑張っていきます。

東京土建国保の手引き カレンダー