北千住駅から二つの商店街を通って、墨堤通りを渡ると土蔵作りの建物がマンションのとなりにひっそりと現れます。
この建物は、元地漉紙問屋(もとじすきかみどんや)・横山家の持ち物だったものを足立区へ寄贈したそうです。
記録によると建てられたのは「天保元年癸寅三月」(1830年)に建築されたとなっているので、約180年前の江戸時代に建てられた都内でも貴重な建造物です。
現在は、足立区まちづくり公社に委託され地元の人々が管理をしているということです。純和風の前庭と奥庭を配し、蔵造りのギャラリーとして地元の人々だけでなく、外の人たちも展示利用をしているそうです。(展示内容は毎回変わるようなので確認が必要です)
プチテラスも都会のビルに囲まれるようにて佇んでいて、いい味出していますが、周辺にも色々とお店があって楽しめること間違いなしです。(住所は足立区千住河原町21−11です。駅は京成千住大橋駅ほうが近いのですが、北千住駅から商店街を通ったほうが楽しいです)