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執行委員長
増子今朝男 |
3月11日、太平洋三陸沖を震源とした巨大地震により亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、被災された方々へお見舞い申し上げます。
組合員のみなさまには、東北地域出身者の方が大勢加入されています。ご家族や親戚、関係者の安否が大変気がかりであります。
甚大な被害が出て、想像を絶する状況になっています。大火災、大津波で壊滅状態の地区が続出、多数の死者、行方不明者をあわせると2万人以上に達すると予想されています。また、福島原発の爆破事故で地域住民への避難指示、計画停電などで国民生活への大きな不安が広がっています。
私たち建設関係の仕事にも建設資材やガソリンの価格が高騰し影響がでています。
この状況の中で、みなさん一人ひとりが被害にあった方々に何が出来るかを考え、すでに行動されている方もいると思います。組合もいま、組織として何が出来るのか、阪神大震災や新潟県中越地震のときのように「災害ボランティア」も現在本部の対策委員会にて検討中ではありますが、当面はみなさまからの災害義援金を中心に取り組んでいきたいと思っています。
苦しいとき、大変なときこそ組合の仲間が団結して助け合い、災害に遭われた東日本の人々たちに復興のお手伝いをしたいと思っております。どうかみなさまの「仲間の助け合い」精神を発揮して頂けることを心からお願いいたします。