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家具も命も無事だった 家具転倒防止金具を取り付けたお宅を検証 西保木間四丁目団地

1階にお住まいの渡辺さん宅の家具を点検、大きな地震にもかかわらずしっかりと壁と家具をつないでました 3月22日、あの地震から11日後に、竹保分会建築センターのメンバーである笠原さんと共に、一昨年から足立区の耐震対策の一つとして行われてきた高齢者家庭への「家具転倒防止金具」を取り付けた東保木間四丁目団地の家庭を訪問してみました。
 まず1階に住む渡辺さん宅を訪問、家具の状況を聞くと、「大丈夫だったよ、(金具を)付けておいてよかったよ」と、次に10階の清藤さん宅へ、「上の方の階ということで揺れは強かったけど、食器棚の食器一つも飛び出していませんでした」と喜びの声がきけました。
 今回の訪問で聞いたところ、付けていなかった家庭では家具が転倒したとこもあったとのことです。分会建築センターの笠原さんも「これで転倒金具の安全性が実証されたので今後も普及していきたい」と抱負を述べていました。

10階の清藤さん宅の食器棚、家具も食器も無事でした 7階の高橋さん宅、笠原さん(左)と高橋さん(右)の後ろに転倒防止金具を取り付けた食器棚が、なんと棚の上の荷物も落ちてこなかったとのことでした
写真左・10階の清藤さん宅の食器棚、家具も食器も無事でした 写真右・7階の高橋さん宅、笠原さん(左)と高橋さん(右)の後ろに転倒防止金具を取り付けた食器棚が、なんと棚の上の荷物も落ちてこなかったとのことでした

 

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