消防士を目指したきっかけは・・・
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足立消防署勤務・鹿股美希(かのまた・みき)さん
東京消防庁に入庁して1年になった鹿股さん、趣味は子どものころからダンスをしており、現在も休み日には活動しているそうです |
消防という仕事を選んだ理由は、大学で建築を専攻していたことから、火災予防や防災の分野で、住民に安心・安全を届ける仕事に就きたいと思っていたからです。現在、足立消防署に勤務をしており、事業所の所有者や防火管理者等に対して、防火・防災の安全対策指導を行っています。
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花畑分会の会場を担当しました |
住宅デーには、初めて参加しましたが、たくさんの家族の方が参加しており、また小さいお子さんも木材加工など各種体験コーナーに人が集まっていたことから、東京土建や防火防災に対する理解も高まったのではと思います。また、会場では家具転倒防止等の助成制度に関する相談が多かったように感じます。今後は、住宅相談コーナーに区建築部の職員も参加していただきたいと思いました。
東日本大震災後、家具転倒防止等に関する問い合わせや訓練の依頼が増えています。東京消防庁としても震災に起因した消防活動や各事業所・住宅等の被害状況について調査を実施しており、大規模地震災害などの防災対策等については今後の消防行政に活かすべく検討しているところです。
できることからが防災の第一歩
行政の力には限りがあります。それでも組合員やそのご家族の方には、住警器や家具転倒防止対策など、できることを行うことにより少しでも被害を抑えることはできると考えています。
防災のことを一人でも多くの方に知っていただくためにも、知識を近所の方やお友達等周りの人に教えていただいて、住民の「安心・安全を確保」するため、これからもお互いに協力していきましょう。