大企業への交渉を強めよう
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左から3人目足立支部の波平さんも舞台に上がりました |
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林さん |
【足立CFC会長・林 致寛】今年の大手企業従事者決起集会は、東日本大震災の復興に「建設産業が総力で結集し呼びかけ支援する」ことや「賃金の大幅引き上げで、今の建設不況打開を」などをスローガンに、7月24日(日)日比谷公会堂で開催されました。
今年は千葉・神奈川・埼玉から大勢の仲間が集まり、現場報告や若手育成の必要性を訴えました。全建総連東京都連の佐脇政幸執行委員長は「低単価・低賃金を止めることが願望、安定した生活のために頑張る事が大事」と呼びかけ人の挨拶をしました。
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銀座をヘルメット・作業着で行進する足立支部の仲間たち |
仲間からの被災地報告は「ガレキ撤去に役所が7千円ほどで募集をしていた」「仮設住宅立てに2万4千円の約束が宿代、食事代を引かれ8千円しかならない。役に立ちたいと思う心を踏みにじる行為だ」などの報告がありました。
千葉土建の基礎工事をしている仲間の報告は「Tホームの基礎工事で、監督が職人に仕事を教えてもらいたいのか?反対だろう!残土処分は直接お客さんから貰えと言われ泣き寝入りした。若い人たちが企業交渉をして行かなければ、50・60歳代が訴えても届かない」と発言し、若い後継者達の大手企業交渉参加を訴えました。
田口都連書記長の基調報告の後、決起集会の決議文を採択し、閉会となりました。
集会後、日比谷から東京駅までデモ行進をおこない足立支部から参加した54人は「賃金・単価の引き上げ」や「東日本復興」などのシュプレヒコールを元気よくあげながら終点まで行進しました。