11月22日秋晴れのもと、命と健康、建設不況打開、アスベスト被害者救済、東電は全面賠償を行えなどをかかげて東京都と国に向けて、予算要求集会をおこないました。それぞれの集会には、各党の都議会議員や国会議員が出席し、「建設国保は守る」とのあいさつを頂きました。支部からは124人が参加。
東京都福祉保健局交渉に参加して
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真木社保対部長 |
【社保対部長・真木泰久】11月22日、東京都へ建設国保補助、仕事と就労確保などの諸要求実現に向けての要請行動を行いました。私は福祉保健局への交渉団に加わりました。
東京都側からは飯田福祉保健局課長が対応にあたりました。飯田課長は年度途中の人事異動で前回から私達の交渉の窓口になった方で、前回の交渉では初回であることから緊張している印象がありましたが、今回の交渉までに建設現場で働く我々の就業実態や特殊性をかなり理解して臨んでいる印象を受けました。今回、東京都への要求は3つあります。(1)建設国保組合への都費補助金は現行水準を確保すること。(2)アスベスト疾患対策事業への財政支援を拡充すること。(3)建設国保を育成・強化することです。
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予算を満額獲得して土建国保を守るぞ! |
(1)についての回答は、福祉保健局として財務局へ要求した予算は59億8千万円、生活習慣病予防対策事業には1億3千万円の予算要求でした。前年の要求額と比較すると減少しています。これは、都として4万人の被保険者減少を見込んでいるそうです。(後期高齢者への移行、離職など)一人当たりの補助単価は医療費の伸びを考慮して現行水準を確保いるそうです。(2)は、東京都はほかの都道府県に先駆けて実行してほしとの我々の要求に対して、都が補助すると国が補助金を削減してくるので、知恵を拝借しながら何らかの制度の導入を探って行きたいとの回答でした。(3)については、今後とも建設現場の就業実態や特殊性を考慮して事業を進めて行きたいとのことでした。
福祉保健局として12月末まで財務局へ予算要求満額確保に全力を尽くすが今後とも側面からの支援をお願いしたい。また、今回、与野党あわせて115名の都議会議員の賛同署名が課長に手渡されました、加えて既に郵送してある我々の書いた要請ハガキ18万枚、こうした物が非常に力に成るそうです。
また、9人の仲間から今の仕事の厳しい状況やアスベスト被害に関しての悲惨な状況が語られ、一日も早いアスベスト被害の救済が強く訴えられました。
先月に引き続き、財務省への予算要求ハガキの取り組みが行われています、まだハガキを未提出の方は今月必ず提出しましょう。
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【写真右】日比谷野外音楽堂に全国から集まった仲間たち【写真中央】午前東京都庁内にて東京都連の予算要求に参加した足立支部のみなさん【写真左】日比谷での集会を終えて銀座・東京駅へ向けてデモ行進を行いました |