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防災と地域建設産業の役割シンポ
宮古市の災害復旧
自発的支援組織が大きな力に

 シンポジウムは2部制で1部として岩手県宮古市復興推進室の滝澤肇室長をパネラーに東日本大震災における宮古市の復興における地域建設業の役割と復興計画について報告を戴きました。(文責 編集部)

写真
宮古市滝澤復興室長

写真 宮古市復興推進室長の滝澤です。被災地である宮古市から代表して、皆さまに多岐にわたるご支援を頂戴しましたこと、心から感謝を申し上げます。
 宮古市人口6万人。
 昨年の3月11日の人的な被害では、死者は517人、負傷者が33人であり、これは宮古市の人口の1%に当たります。
 建物の被害状況は、4軒に1軒の割合で被災され、宮古市全体で4000億円から5000億円のお金が必要だと考えられています。宮古市の単年度の一般会計は通常の予算では300億円なので、単純に復旧や復興だけを行ったとしても、十数年分の予算が必要になってきます。

倒壊した家屋が引き波によって宮古湾へ流れる
倒壊した家屋が引き波によって宮古湾へ流れる

 

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