トピックス

TOPに戻る

原水禁世界大会報告
核兵器廃絶をめざして

日本は核廃絶の先頭に

足立支部派遣団の三人
足立支部派遣団の三人

 2013世界大会に参加しました色々とお世話になり有難うございました。
 最初は東京土建足立支部を代表して参加するため、組合に恥じないようにプレッシャーを抱えて緊張の連続でした。しかしみなさんが心よく接していただいたので、初日の開会式場に着いてからはいつものように行動することができました。
 この大会を通じてたくさんの事を学び、たくさんの課題が必要であるとを感じました。
 被爆後68年が経ち原爆の恐ろしさを知っている人達が高齢化し後世に伝えていかなければならない、しかし自分の目で原爆がゼロになるのを見届ける為不安視しながらも全ての原爆が放棄されるのを信じて運動に参加される。我々戦後に生まれた者として、少しでもそのお役に立てるように仲間で手を取り、活動を続けなければならないと思いました。
 被爆国日本をはじめ、核保有国のトップは戦後の生まれ、日本は被爆国として強いイニシアチブを持って先頭に立たなければならないと思います。
 バカでなければ原爆は恐ろしいのが分かっているはず。それでも抑止力や、権力の為に保有をするのであればその国のトップはみなアンポンタンだ!
  この3日間の時間を大切にしていこうと思います。 【山田 弘治】

悲劇二度と起こさない

 女性の会を代表し、今回初めて参加させて頂きました。初日の8月7日、長崎市民会館で「開会総会」が午後3時半よりオープニング、さわやかな歌声とともに開会宣言がありました。この市民会館には日本各地から6500名が一同に会し、足立代表団は40名参加、さらに海外から20ヶ国90名と、会場1階2階ともに満席になり、会場別室や立って参加の方々と大盛況でした。
 この会に参加した人達の中にも被爆者やその2世の方もおり、この方々の体験もたくさん聞くことが出来ました。原子爆弾は一瞬にして街を破壊して20万余りの命を奪いさり、また多くの犠牲者、被爆者が長年に渡り病と闘い苦しみぬいて生きてこられたことを思うと、悲しさを通り越し憤りさえ感じます。「核兵器廃絶」への認識や関心をねばり強く大衆行動でくり返し続けることが大切であり、このような悲劇が二度とおこらぬよう全世界に知らしめたいです。
 ありがとうございました。 【外山禮子】

戦争の記憶風化させず

 長崎は湿度が高く、うだるような暑さがまとわりつき汗がとまりません。しかし参加者の前向きな気持ちと行動に、元気を与えられ暑さも吹き飛びました。
 参加した分科会・映像のひろばでは、オリバー・ストーン監督の長編作「もうひとつのアメリカ史」を観賞し、監督と語り合うというものでした。
 また「日本で福島原発が事故を起こすまで原発反対世論が大きくならなかったことに驚いている」「安倍首相が外国に原発を売り込むことに反対する」「日本の若者が戦争の真実や事実を知らなすぎる、ドイツはナチスや戦争の事実を学び欧州で平和活動における指導的立場にいる」など発言しました。
 被爆者や戦争体験者も高齢化しています。記憶の風化や、過ちに対する認識が希薄にならないように、被爆や戦争の記憶、情報を風化させずに紡いでいくという使命と責任を持って伝えていかなければならないと思いました。 【川田昌幸】

 

東京土建国保の手引き カレンダー