11月25日に泉南アスベスト訴訟の支援行動として、泉南アスベスト被害の実態を記録した映画「命てなんぼなん?」の上映会を健康友の会などの共催により支部事務所において47人の参加で行いました。
上映後の参加者からは、「長い裁判になったなぁ」と、勝利判決を聞く事なく亡くなった被害者の無念の思いを知り、深い悲しみと国に対する怒りの声があがりました。
この泉南アスベスト訴訟の勝利は、被害の実態を一人でも多くの人に知らせて署名を集めるなど、被害者救済の世論の構築が必要です。
この裁判は、建設アスベスト訴訟と同じく、産業の発展を優先し、有害性を知りながら規制をしなかった国の責任を明確にする裁判です。この泉南の勝利をなくして、建設アスベスト訴訟の勝利はありません。
多くの被害者が次々と亡くなるなか早期の解決が望まれます。