昨年5月24日に区議会へ陳情署名(4,984筆)として提出した節水型設備設置助成制度は6月に産業環境委員会へ付託され賛成多数により本会議へ送られました。しかし、本会議では議論が尽くされていないという意見から委員会へ差し戻され、再度9月に開かれた委員会にて再び全会一致で本会議へ送られました。同年10月20日に開かれた運命を分ける本会議では,全会派が採択に異議なしとし、仲間の思いを乗せた陳情が無事創設に向かう事となりました。
足立区では採択を受けて早々に制度設計を実施し、住宅のエコ改修に関する助成制度である「省エネリフォーム」に新たに節水型トイレを組み込む形で、2018年4月11日より運用をスタートさせました。節水型トイレと認められる基準は一回の洗浄水量が5リットル以下のトイレに交換することが絶対条件となり、最大で補助対象経費の3分の1(上限5万円)まで補助が受けられます。申請件数は他の省エネリフォーム補助メニュー(ガラス交換や遮熱塗料等)と合わせて年度140件までとなっています。区民として古い設備をリニューアルする目的利用と工事業者として仕事確保の目的利用の両面で活用が望めます。
ぜひ140件全てを使いきり、次年度も継続した補助メニューとなるよう利用していきましょう。