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労働環境改善を確認
安パトで現場の実態を調査

 組合では厚生労働省より委託を受け、全国労働安全衛生週間に合わせて「安全パトロール」を実施。作業現場を訪問し、懇談や聞き取りを経てリアルな現場の実態調査を行っています。

 まだまだ残暑厳しい10月4日(金)賃貸部・労対部・CFC合同(6人)で区内の集合新築現場を中心に現場安全パトロールを実施しました。
 今年の4月より働き方改革として「労働時間見直し」が実施されている関係で、朝礼時間短縮・夕方6時現場完全退場・ゆとりを持った工事日程の作成・月に一度の土曜日完全休工など、各現場での取り組みを伺う事が出来ました。
 また、グリーンサイトを活用することで「社会保険未加入者の現場入場を未然に防ぎ、作業応援などで未加入者が現場に来た際には事情を説明し、帰ってもらう事もある」とのことでした。
 建設業退職金制度に関しては、以前に比べ民間現場での普及が進んでいますが「職人より依頼があれば対応している」という会社が多くあり、今後より一層の普及が必要だと伺えました。
 そして、今年の4月より本格始動したキャリアアップシステムも同様に「入退場ゲートに設置している会社・その存在を未だ知らない会社」様々な会社があり、普及にはまだまだ時間が掛かると実感しました。
 全体を通して感じたことはここ数年、安全に対する意識が高まり、労働環境を改善、働きやすい職場作りが進んできているということです。私達作業者がもっと声を上げていけば、この先とても良い職場が増えることと思います。

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現場懇談/金子部長(左2人目) 2つのグループで訪問を実施 CCUS設置を確認
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