指導会は仕事の現状もお伺いし相談
確定申告指導会を終えて
平成30年分の確定申告受付が、3月15日をもって終了しました。
また、足立支部の申告指導会は2月8日〜3月8日の日程で行われ、計802人もの利用がありました。
平成30年分の申告で特徴的であったことは「売上は増えたが消費税が支払えない」という声でした。指導会を通じて建設業に携わる皆さんの苦しい状況が垣間見えました。
万が一消費税の納付を行うことができない場合は早めに税務署に「換価の猶予の申請」(分割払いの申請)を行うことが大事です。未納のまま放置すれば、延滞税等の加算税や税務調査に発展することも考えられます。
「換価の猶予の申請」は一般的に、分割回数が少なければ税務署との無用な議論や担保の提供を回避することができます。詳細は支部の税金担当にご相談下さい。
今年は消費税10%への増税が予定されており、経過措置や軽減税率の動向を注視することが必要です。
足立支部では今後も消費税に特化した学習会を予定しておりますので、ぜひ奮ってご参加下さい。
パレード行進盛大に実施
3月13日(水)毎年恒例の「3・13重税反対足立区民集会」が千住旭公園と中郷公園で行われました。
今年は千住旭公園に248人(支部より110人)、中郷公園に193人(支部より100人)が集結しました。集会で「庶民大増税に反対しよう」と意思統一をした後、足立税務署と西新井税務署に向かいパレード行進。到着後は集団申告を行いました。
今年は猪年にちなみ「消費税増税はチョー(猪)嫌だ!」をテーマに、参加者は猪の帽子をかぶり歩く姿が印象的でした。
集団申告後、民主的な税務行政を求める請願書を各税務署総務課長に手渡し「納税者が求める場合、税金調査の立会人を認める」「納税者の承諾のない半面調査は行わない」「一括納付が困難な納税者については、納税者の現状を聞き、実情に応じた分納相談を行う」「分納相談には親切・丁寧に応じる」「人権や生存権を侵すような差し押さえや税金の取り立ては行わない」等を中心に、実施を求めました。
千住旭公園にての区民集会/飛び入り参加の方も見られた
猪のかぶりもので行進