7月4日(木)全国労働安全週間に合わせ「合同大手現場安全パトロール」を7人で実施。足立区内の集合住宅新築現場中心に区内12現場を訪問し、安全啓発パトロールに取り組みました。
急な訪問にもかかわらず、どの現場も快く入場させて下さり「熱中症・安全対策・社会保険・賃金・技能者不足・働き方改革など」について、現場所長を中心に意見交換を行いました。
現場内を見渡すと、延長コードの差込部が雨で濡れた外部に無造作に置かれ、丸ノコやサンダーの安全カバーの固定や装着がなされていない場面が若干見受けられました。その一方、空調服の着用、腰道具の落下防止ワイヤーの取り付けをきちんとしている職人が多くいました。また、ほとんどの現場内休憩所にエアコン・工業扇・冷水機などが完備されており、元請け企業側の熱中症対策が進んでいる現場が多く見られました。所長からは「自分の現場から事故は起こさない。皆で良いものを造るという思いで掲示物を張り出す等の工夫をしている」との話を伺うことが出来ました。
取り組み全体を通して、整備された現場で働く職人さんは明るく元気であると感じました。職人が家を出て安全に作業し笑顔で帰宅するためには、個人の安全に対する意識を高めていくことが必要です。そのためにも、賃上げや労働環境改善の取り組みを引き続き行っていきます。
現場訪問風景/左:金子部長/中:真木副委員長