足立支部では区内中学校・高校の職場体験の取り組みに賛同し、子どもたちに建設業の魅力を発信して関心を持ってもらうことに力を入れています。小学生には住宅デーの木工教室にて木の温かみを伝え、中高生には現場見学、生徒自身に職人技を体験してもらう体験を行い、それぞれ建設業の魅力を伝えています。
建設業の魅力発信
7月8〜12日(月〜金)の期間、足立支部会館にて職場体験を行いました。
職場体験の取り組みは今年で10年目となり、今までに330人の区内中学・高校生達に建設業の魅力を発信してきました。
今回は8日に第九中学校より3人、9日〜12日は蒲原中学校より4人・第四中学校より6人、総勢13人が参加しました。講師として支部組合員の仲間7人(橋本さん・高実子さん・坂本さん・岩花さん・神保さん・安達さん・伊嶋さん)が指導にあたり、生徒は始めのうち緊張が目に見える程でした。しかし徐々に緊張もほぐれ笑顔が見られるなど、時に楽しく時に真剣に指導を受けていました。
生徒は自身で刻み削り叩いた、土台・柱・梁を組み立て建築物を製作。最後は上棟式を行い、梁に上がる際は足がおぼつかない様子でしたが、下に降りれば元気にお菓子の争奪戦となりました。
次回は9月に職場体験を予定しており、今後も建設業の魅力を学生に伝える取り組みを継続していきます。
今回参加した生徒達の感想
※感想の一部を抜粋。文章の前後に丁寧な挨拶文等がありました。
この体験でまず感じたことはツラかったという事です。それでも頑張って作った柱はとても良いもので、3日やったかいがあったなと感じることが出来ました。職場の人々には感謝しかありません。
今回の職場体験で私はどんな職業でも大変だと学び、今たくさん勉強しなければいけないなと思いました。この事を忘れず学校生活や普段の生活を送っていきたいと考えています。
今回大工の仕事を体験して、自分が住んでいる家も職人さんたちが苦労して作りあげたものなんだと分かりました。自分も皆さんみたいに自分の好きなことを仕事にして楽しくやっていきたいです。
今回の体験で大変多くのことを学ばせてもらいました。今回ものを作る大変さを知ったので、これからは普段の生活で使っているものをより大切に長持ちするように使っていこうと思います。
先生たちは皆優しくて分からない所も分かるようになりました。大工さんになったら大変だなと思いました。でも楽しそうだなとも思いました。3日間楽しくできたのも先生たちのおかげです。