支部有志災害支援活動
屋根吹き飛び瓦散乱
9月9日(月)未明、千葉県に上陸した台風15号は甚大な被害をもたらしました。それを受け、足立支部では9月21〜23日に大綱白里市と市原市、28〜29日に館山市へ、それぞれ災害支援活動を計画。天候が悪く22日と29日の支援が中止となってしまったため、3日間の実施となりましたが、総勢9人工の仲間の協力を得て応急修繕に取り組みました。
メディアでは、連日停電復旧ばかりが注目されていますが、現地に行くと甚大な住宅被害が伺えました。電話の不通なども相まって後手を余儀なくされており、助けを求める声が多いのが現状で、市原市では9件もの屋根修繕依頼を渡されましたが、結果として1件を終えるのに1日を要しました。また、大綱白里市では4件を修繕、館山市では3件を修繕し終えました。現場は大小様々な問題を抱え、そこに要する時間はそれぞれです。だからこそ多くの人手が必要なのだと実感しました。
復旧にはまだまだ長い道のりが待ち受けており、そのためには多くの支援・協力が欠かせません。もちろん現地に行くことだけが支援ではありません。ぜひ皆さんも、自身が出来る範囲の中で支援をしてみて下さい。
作業後に仲間と共に集合写真をパシャリ/現地の方々からの感謝が嬉しい
高所でも身軽な森さん
テキパキと工藤さん
軒先での危険な作業
プロの技光る金澤さん
島原本部副委員長
書記も有志で参加
屋根瓦が吹き飛び雨が中へ染込み深刻な被害
意外と知らない
身近にある災害対策
地中にある空間からパーツを取り出し簡易トイレを組み立て
9月8日(日)第四中学校のグランドにて町会合同の防災訓練が行われ、アースイントイレの掘り起こし訓練に参加協力しました。
震災時は多くのものが機能停止となり不便さが増しますが、中でも排泄行為が最も深刻な状況に陥ると言われています。アースイントイレは第一次避難所に指定されている学校に設置されており、避難者3千人を3日間まかなえる緊急仮設トイレです。今回、参加者8人で組み上げ約1時間。慣れていない方であれば半日以上は要します。だからこそ日頃の訓練が大事で、いざという時に組み立てられ、使用出来るようにする必要があります。
日本は震災大国とも言われており、災害がいつ起こるか分かりません。アースイントイレをはじめ、住居地域の緊急集合地点を知っておくなど、災害対策を確認し、備えておかなければなりません。
皆さんもいざという時のため備えてみてはいかがでしょうか?