 |
| 執行委員長 武藤彰 |
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年中は大変お世話になりました。年間を通して組合活動へのご理解とご協力を頂き感謝申し上げます。重ねて各分会のご奮闘に敬意を表すと共に、年間を通しての仲間を増やす取り組みに関わられた組合員の皆様の献身的な行動についても、お礼申し上げます。
昨年の取り組みで特筆すべきは、建設キャリアアップシステムの運用が本格的にスタートしたことです。足立支部では同システムの認定登録機関として、仲間の登録を進められるようになりました。今後、システムを浸透させ、適正な賃金を受け取れるようにしていくためにも、一人でも多くの仲間の登録が望まれます。
また、仲間の協力で実現した「公契約条例」では、依然として末端の職人へ「条例に見合った賃金」が行き届いていないのが現状です。実際に現場で働く仲間の元へと行き渡るよう運動を展開し、建設現場で働く建設職人の安定した収入、生活確保と地位の一層の向上を目指して共に頑張りましょう。
元号も「令和」へと変わり、今年はいよいよ東京オリンピック、パラリンピックが開催されます。心配された新国立競技場の建設も組合の仲間をはじめとした現場従事者の奮闘で完成することができました。この様に一人ひとりが出来ることを、出来る時に行うことが、大きな力を生みます。それは組合活動にも言えることです。ぜひ組合活動に力をお貸し頂き、仲間の力で要求を実現していきましょう。
何かとせわしない時期ではございますが、何事も安全第一でお願いします。今年１年が東京土建足立支部の組合員の皆様にとって良い年となりますよう祈念し、ご挨拶とさせて頂きます。
本年もよろしくお願いいたします。
