建設キャリアアップシステム(CCUS)は、免許証サイズのカードに個人の就業履歴や資格を登録し、技能の公正な評価、工事の品質向上などを図るシステムです。カードは評価に応じ「白→青→シルバー→ゴールド」の4種。本来、白色からのスタートとなりますが、9月30日まで特例措置として条件次第で即「ゴールドカード」を取得できます。
【村上勇・副執行委員長】この度CCUSのゴールドカードを取得することが出来ました。中には「そんなカードいらないよ!」なんて方もいるかも知れませんが、この制度は建設業の発展には欠かせないものなのです。
そもそも、職人とはなんでしょうか。我々は専門の技術技能を持っています。言うなればこの道の専門家、プロフェッショナルなのです。しかし、それを証明する手立てが今まではありませんでした。そう、今までは。
そんな建設業界を変えていこうと、全建総連が国交省と共に20年もの歳月を掛けて作り上げたもの、それがCCUSなのです。これはチャンスです。なんたって、自身の価値を公的に証明する手立てができたのですから。
海外では職人はマイスターと呼ばれ、神のように扱われることも少なくありません。それは、他者から「職人としての技術技能」を評価され、尊敬されているからです。日本はようやくスタート地点に立ちました。皆さんもこの機会にぜひCCUSを申請していただき、共にキャリアアップして建設業界を盛り上げていきましょう。
支部の仲間も続々とゴールドカード取得 |
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伊嶋進・支部会計監査 |
林致寛・副執行委員長 |
村上勇・副執行委員長 |
※下記イラストは一般財団法人建設業振興基金より一部抜粋