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書記と共にコロナ給付申請進める畠山さん夫婦/龍さん(左)沙織さん(中) |
【畠山龍・中梅分会】会社を立ち上げ4年、これまで順調だったことから今年は従業員を6人雇い入れました。しかし、そんな時にまさかのコロナ禍。これから、というタイミングで仕事が激減してしまったのです。
こんなご時世ですので仕事は多くはありませんでしたが「従業員を遊ばせておくのは得策ではない」と、無理言って現場に入れてもらいました。本来必要のない人工ですので、人工代は会社持ち。それでも今後この経験が従業員、ひいては会社運営に活きてくると思いの先行投資です。ですがこの長引くコロナ禍で会社運営は厳しくなり、従業員に「会社の現状」を伝えることにしました。
正直、何人かは会社を去るだろうと覚悟していたのですが…ここで従業員たちから嬉しい言葉が。「アルバイトをしてでも会社に残りたい」と言ってくれたのです。嬉しかったです。将来、従業員に「あの時残って良かった」と思ってもらえるよう頑張らねばと初心にかえる思いでした。
足立支部に相談に行くと「コロナ対策の補助金」について丁寧に教えてくれました。この時の私にはまさに光明、闇の中に差した一筋の光です。その後すぐに、書記さんに手伝ってもらいながら「持続化給付金・家賃支援給付金・国保料減免」を申請。先日は「東京都の家賃支援給付金」を申請しました。書記さんには、組合には本当に感謝しています。
今回学んだ反省点を踏まえ、今後は余裕を持った会社運営を心掛けていきたいと思います。「一生勉強!目指せ一流企業!」です。
組合要望また一つ実現
足立区補助金制度拡充
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購入したタブレットを使いこなし仕事に活かす坂本さん |
足立区コロナ対策制度「経営改善補助金」は多くの組合員が申請対象となっており好評を博しています。それを受け、組合では足立区各会派へ「コロナ対策拡充を求める要望書」を提出。仲間の声で、年末までだった申請期限が「来年3月1日」まで延長することが決まりました。
【坂本春雄・花畑分会】私は工務店を営んでいるのですが、コロナの影響で対面での打ち合わせができず困惑。タブレット端末やPCの導入を余儀なくされてしまいました。
そんな折、組合からのチラシで「小規模事業者経営改善補助金」という足立区の制度があることを知りました。この制度を使えば「購入金額の8割が返ってくる(上限20万円)」ということで、仕事で必要になったPCとタブレットを早速購入し申請することに。申請は思っていたよりもだいぶ簡単で、領収書と判子類があれば30分とかからずに完了。今では現場に行かなくても図面のやり取りや打ち合わせができるため、仕事がとてもスムーズに進むようになりました。
現場において職人としての技術は必須ですが、こういった時代に即したツールも必要だと思います。これからはタブレットがあれば何かと仕事が捗る時代、補助金が出る今が購入のチャンスだと思います。皆さんもこの機にタブレットやPCのご購入を検討されてはいかがでしょうか。