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執行委員長 武藤彰 |
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年はコロナ禍により組合活動の多くが制限。そんな中にも関わらず、仲間を増やす取り組み等に献身的にご奮闘戴きました組合員さん及びご家族の皆様に敬意を表するとともに御礼申し上げます。
連日多くの仲間が訪れる足立支部事務所におきましては、コロナ対策として「換気、除菌、マスクの着用、受付の飛散防止フィルムの設置」など万全の感染防止対策を実施。また、東京土建本部でも感染防止対策の新たな試みとして、ネットによるリモート会議を導入しました。
運動面ではキャリアアップシステム(CCUS)についてはまだまだ道半ば。これからより多くの仲間の登録が望まれます。また、建設国保予算要求運動については議員交渉、ハガキ要請など、国保補助金獲得に向けた取り組みを強化しました。足立区公契約条例については未だ「適正な賃金」がそこで働く職人の元へ届いていないのが現状です。長い時間と多くの仲間の力で実現したこの条例が浸透し、現場で働く仲間に適正な賃金が届くようになるまで絶えず運動を前進させていきたいと思います。建設現場で働く建設職人の安定した収入、生活確保と地位の一層の向上を目指して共に活動していきましょう。
令和3年、東京オリンピック、パラリンピックの開催が不安視されています。本当に先の見えない新年ではありますが、立ち止まっていることはできません。一歩でも前へ踏み出し、一つでも多くの要求を実現していきましょう。一人ひとりができる事を、できる時に、できるだけで結構です。ぜひ組合活動に力をお貸し下さい。
最後に、2021年が東京土建足立支部の組合員一人ひとりにとりまして良い年となりますよう祈念いたしまして、ご挨拶とさせて戴きます。本年も宜しくお願い致します。