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空襲の恐怖と米軍ヘリの真実
学んで知った本当のこと

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参加者に戦争遺物の説明をする中里氏
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都心で低空飛行を行う米軍ヘリ

 7月10日(土)土建本部にて「平和共同取材」が開催。講師に中里崇亮さん(武蔵野市延命寺住職)、川崎悟さん(麻布米軍ヘリ基地撤去実行委員会共同代表)が招かれ、それぞれ「武蔵野の空襲と戦争遺物」「知らなかった都心米軍基地・自由でありながら自由にならない国」をテーマに講演を行いました。

 【細谷孝一・皿沼分会】中里さんの講演では延命寺に残る戦争遺物(鉄兜・防空頭巾・火はたき等)が会場一杯に並べられ、参加者は皆興味津々。一つひとつ説明しながら、当時の空襲について詳細に話してくださいました。空襲は私が生まれるほんの一年前の出来事。繰り返してはいけないものなのだと改めて感じるとともに、どれだけ悲惨で恐ろしいものであるかを学ぶことができました。
 続き川崎さんの講演では、東京近郊にある複数の米軍基地で「ヘリの騒音や低空飛行」が多発していることについて学習。米軍ヘリの騒音問題は朝から晩まで毎日のようにあるとのことで、近隣住民の心労を考えると胸が締め付けられます。
 問題は他にもあり、前大統領トランプ氏が来日する際には米本土からダイレクトに日本にある基地に出入りするため、パスポートチェックや税関検査などの手続きは一切行われず、日本政府は何人の米国人が出入りしているかすら把握していないそうです。また、米軍ヘリは日本の法律の適用外を良いことに「低い高度でビルの真横を飛ぶ」という危険で迷惑な行為を頻繁に繰り返しています。
 日本のルールすら守らず、やりたい放題にさせている日本政府。これで本当に安全だと言えるのでしょうか。皆さんはこの真実を知ってどう思いますか?

 

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