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真なる社会的保護とは?
制度の欠陥にメス入れ

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憲法を生かすことについて白熱した議論に聞き入る

 9月14日(火)憲法学習会「憲法を生かすということ」が開催。小森陽一氏(東京大学名誉教授・救助雲海事務局長)と雨宮処凛氏(作家・活動家)による対談がWEB配信され、支部からは5人が参加しました。
 対談の中で、憲法25条で保障されているはずの生存権が「自助・公助・共助」という聞こえの良い言葉を盾に「絵に描いた餅」状態になっていることについて言及。真に社会的な保護を必要としている人が自己評価の低さ故に「保護を受けるに値しない」と思い込み、恩恵を受けられていないことについて議論が展開しました。
 両者は最後に「真に社会的保護を必要とする人が躊躇なく利用できる制度でなければ国民の為の社会保障制度とは言えない」と対談を締めくくり、まさに形骸化した制度の欠陥にメスを入れた対談となりました。

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