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合同安全パトロール
安全衛生意識向上目指す

 7月8日(金)足立荒川木建協主催で「合同安全パトロール」を実施。足立支部、荒川支部、建設ユニオン城北支部と共同で、足立労働基準監督署の監督官同行の下、足立区・荒川区内の木造新築工事現場に出向き、現場の安全を呼び掛けました。
 建設現場では1年に約290人の労働者が労災事故で亡くなり、他に約90人の一人親方や事業主の方が亡くなっています。死亡事故の6割は墜落・転落。2016〜2020年には463人の一人親方の死亡災害が発生し、うち木造家屋建築工事が123人です。事故原因が墜落転落で亡くなった279人のうち、屋根・はり・もやからの転落が96人、足場からの転落が56人。このデータからも、2m以上での作業は高所との認識を強くもって安全に配慮する必要があります。
 実際の新築工事現場では現場監督がほとんど不在にしており、多くの一人親方が自分の安全は自分で守らなければならない状況。通常の労働者に比べ、朝礼や新規入場者教育、安全大会への参加等の「安全意識を高める機会」に恵まれていません。日頃より「安全衛生意識向上」を仲間の皆さんに広げて頂ければと思います。

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