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春の拡大月間が始まる
より大きな組織へ

 日頃より組織拡大へのご理解とご尽力を心より感謝申し上げます。コロナも落ち着きを見せ始めたこの春は『春拡大月間』を旺盛に進めたく、皆様には益々のご協力をお願いするばかりです。
 いきなりコロナ禍前のような行動は出来ませんが、徐々に体制を整えて行けたらと思っております。
 さて、新入社員や新しく仲間を迎えられた事業所様や独立開業を検討中の未加入者様の情報等を、支部・分会・群までお寄せください。詳しくサポートさせていただきます。
 今年1月に東京土建全体で最大の組織人数を誇る事が出来た足立支部を、皆さまのお力添えで『より大きな組織』へと育て上げ、様々な要求を実現させ、建設業全体をより良い業界へと発展させて行きましょう。引き続きお力添えを宜しくお願い申し上げます。

原発被害者は自分を最後に

平和を願う想いバトンを繋ぐ

 1954年3月1日、アメリカは太平洋ビキニ環礁にて水爆実験を行いました。焼津のマグロ漁船「第五福龍丸」も被爆し、無線長の久保山愛吉さんは「原水爆の被害者は私を最後にしてほしい」と言い残し亡くなりました。3・1ビキニデーは久保山さんの遺志を継ぎ「核兵器廃絶を訴える」行事です。2月28日〜3月1日(火・水)足立支部を代表して3人が静岡県の焼津へと赴きました。

気持ちをあらたに
 足立支部の常任執行委員として過ごす最後の年に「3・1ビキニデー」に参加させてくださり、ありがとうございます。
 初日、2月28日は静岡グランシップ会議ホールで開催した全体集会に参加。海外からの参加もあり、数ヵ国ですが全世界で核兵器のない世界を実現する平和活動がなされていると実感しました。また、仲間が大勢いると知り、これからも積極的に活動していこうと思いました。マーシャル代表の発言の中で「今でも被爆者が苦しんでいる」と聞き、全員を救ってほしいとの想いでいっぱいです。
 翌日は、故・久保山愛吉さんへの献花墓参り行進が行われ、核兵器廃絶をアピールしました。その後、水爆実験被害者の訴えに傾聴。あらためて平和について学び、今後も「核兵器禁止の声」を広めていきたいと気持ちを新たにしました。

声あげ運動しよう
 3月1日朝9時30分、曇り空の下、焼津駅前から全国の団体と共に故・久保山愛吉さんのお墓に献花をするための平和行進が行われました。
 久保山愛吉さんは第五福竜丸の船員で、当時、マーシャル諸島にあるビキニ環礁でマグロ漁をしていました。そんな折に行われたアメリカの水爆実験、その威力は広島原爆の1000倍とも言われています。いつも通りマグロ漁をしていただけなのに、まさか自分が被爆者になるだなんて…きっと微塵も思わなかったことでしょう。
 今も核兵器を持っている国があります。いつ戦争が起きて使用されるか分かりません。核兵器のない世界を作るため、平和な世界を作るため、私たちは声をあげ運動していかなければならないとあらためて感じました。

NOを示し続ける
 初日の全体会では、日本・アメリカ・韓国・マーシャル島など、各国の平和活動家の報告を聞きました。中でも韓国の若者で構成された団体「スパーク」の報告が印象的で、若者が率先して平和活動をしていることに強い刺激を受けました。
 翌日はいよいよビキニデー当日。はじめに故・久保山愛吉さんのお墓がある弘徳院までをデモ行進。その後、静岡グランシップホールにて再びの全大会参加。その中で催されたゴスペル亭パウロ氏による落語「私の名前は第五福竜丸」は、まるで自分も居たかのような臨場感でした。
 私たちは政府の進める軍拡路線にNOを示し続けなくてはなりません。私たちは組合という一人ひとりの思いが反映される組織に属しています。団結し、共に運動を前進させていきましょう。

故・久保山愛吉さんの大好きだったバラで溢れる美しい墓前にて手を合わせる参加者たち 世界中の仲間と共に焼津駅から弘徳院までを平和訴え大行進

 

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