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SNSや音楽で愛を伝える
=石垣の平和守る若者の戦い=

 4月30日(日)足立支部会館にて「平和学習会」を開催。映画上映「若きパルサーたちの唄」を上映した後、同映画監督の湯本雅典氏より「島がミサイル基地になるのか」についてご講演頂きました。

 当日は支部より33人が参加。他に共催団体「千住九条の会」「辺野古の基地を考えるin足立」から20人が参加し、総勢53人の平和について危機を抱く仲間たちが集いました。
 司会者挨拶の後、齋藤副委員長より「豊かな自然と美しい海のある石垣島に、自然と真逆であるミサイル基地が建設されようとしている。沖縄の若者たちの活動を私達も心に刻まなければなりません」と現地に想いを馳せた挨拶がありました。
 この映画は、湯本雅典氏によって2019年2月〜2021年4月にかけ石垣島で実際に撮影された作品。石垣島のミサイル基地建設を阻止するため立ち上がった「沖縄の若者たち」を追いかけたドキュメンタリー映画です。有志で集まった若者たちは、ミサイル基地建設の是非を「島の住民たちで決定しよう」と住民投票を呼び掛け運動を起こしました。SNSを駆使した宣伝活動や音楽を通じ、平和という難しいものではなく『愛』として伝えていくことで訴え理解を求めていく姿に、参加者からは感嘆の声があがっていました。
 上映後は湯本氏より映画の補足説明。現状、日本が戦時国になる可能性は「よほどのことがない限あり得ない」と、事実を交えたお話があると、参加者も納得し頷く姿が多くみられました。
 最後は参加者皆で、平和を難しいもの捉えず「身近なもの」とできるよう変えていこうと想いを一つにし、閉会となりました。

石垣に住む若者たちの平和を守る活動に聞き入る 湯本雅典監督による講演

 

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