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憲法から見る平和とは
9条の稀有性と重要性学ぶ

足立区各所から104人の仲間が結集し平和や憲法について学ぶ

 8月15日は終戦記念日、日本が戦争をしないと約束した日です。そのため例年8・9月は戦没者を追悼し、平和について考える月間として、各種メディアで特別番組が組まれています。支部でも8月に平和シンポジウムを開催、平和について考える1日としました。

 【佐々木靖・憲法と平和対策部長】8月20日(日)足立支部会館にて「平和シンポジウム」を女性の会・高友会と共に開催。104人の参加者が一堂に会し、平和な世界へ想いを馳せました。
 講師に憲法学者であり東京都立大学で教鞭を振るう木村草太教授を招き「現状の日本の情勢及び日本国憲法」について学習。その中で、憲法9条制定は「自国への戒めと他国への不変の原理の先駆け」を持つ画期的なもので、技術的な革新以上の意味を持つ価値のあるものであると述べました。そして、現在は平和運動をバカにする風潮があるが「戦争が起きたらどうなるのか」を具体的に考えてみてほしいと参加者に訴え掛け、講演を締め括りました。
 今回のシンポジウムで感じたことは「国際法を守れば戦争し放題である」ということ。兵器を持ち抑止力を高めるよりも、人々が一丸となり兵器をなくしていくほうが平和への近道なのではないでしょうか。争いのない世界を、平和な世を子どもたちに残していくためにはどうしたら良いのか、改めて考えさせられた貴重な時間とすることができました。

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