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福島の現状知りたい一助になりたいと集まった16人の仲間 |
11月28〜29日(土・日)東日本大震災被災地である福島県の現状確認と、現地市民の助けに応えるための「復興支援」を支部の仲間16人で実施。1日目は現地視察、2日目はボランティア活動を行いました。
【小野清・副執行委員長】私が南相馬市に行くのは今回が2度目、4年ぶりに福島の地へと向いました。
一日目は現地の視察。未だ朽ち果てた建物が立ち並び人の気配はなく、復興は道半ばと言った様相です。語り部さんは言いました「大自然の前に人は無力である」と。当時、語り部さんは車で逃げるも引き潮により海へと引きずり込まれそうになったそうです。運よくブロック塀に引っかかったことで助かりましたが、あのまま荒れ狂う海に投げ出されていたら今頃…。そんな話に皆真剣に聞き入り、改めて抗えぬ自然の脅威を知りました。
二日目はボランティアセンターから作業を受注しての草刈です。広大な土地に背丈を優に超える草木が立ち並ぶ様相はちょっとした林。慣れない作業に苦労しましたが、力を合わせ日が暮れる頃には何とか作業完了しました。諦め妥協しなかったのはやはり職人の性なのかなと思います。
決して楽な作業ではありませんでしたが、それでも参加させて頂き本当に良かったです。今後も足立支部では視察と支援を継続していく予定ですが、できれば多くの方に現地に行って頂きたいと思っています。テレビで見聞きする福島と自身の目で見る福島。皆さんもぜひ、本当の福島を自らの眼で見てみてはいかがでしょうか?