サクランボ(佐藤錦)で日本一になった山形県東根市泉郷の山奥で生まれ、育ち高校まで過ごしました。
山と山の間を白水川が流れ、川に沿って集落が点々あり、橋を渡るとひときわ高台地域で、民家が50件、雑貨屋1件あるだけの田舎でした。
子供の頃は、白水川をせき止めして、川泳ぎ、ヤスリとガラス箱を使って、カジカ(川魚)を取ったり、冬はかまくらを作って竹ゲタに乗って遊んだ思い出があります。
今では、上流にダムが出来て、一部の村はダムの底になってしまい、その他の場所もキャンプ場やスキー場になりました。道路も舗装され立派になり、農家も葉タバコ作りから果物生産農家に作物を変え、昔は桜桃といって見向きもされなかったサクランボでしたが、現在では佐藤錦と呼ばれ赤い宝石とまで言われるようになりました。山形新幹線が走り、駅にサクランボ東根駅と名付け、果物の町として知られるようになりました。
赤い宝石はダテじゃない
6月中旬ぐらいに帰省すると、サクランボのビニールハウスがだんだん畑になり、一面真っ白です。近くには、天童、人間将棋、松尾芭蕉の緑の山寺も有名です。温泉もたくさんあります、ぜひ行ってみてはいかがですか。
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