第19回平和のつどいを平成19年8月19日に10時から東京土建足立支部会館3階で行いました。
午前は新企画の「月光の夏」という実話を基にした映画を鑑賞しました。映画はピアノ教師とピアニストという夢を持つ2人の特攻兵が出撃をする話しで、突撃するときの恐怖と無念、生き残ったものの後ろめたさや心の傷の深さが伝わるリアルな内容となっていました。戦争で犠牲になった人の多くは、納得して死んだのではなく、夢や希望、命さえ無理やり捨てさせられ、失意の中で亡くなったことを知り、戦争を起こした者への怒りがわいてきました。
午後からは原水禁大会に参加した支部副委員長、青年部、主婦の会、書記の4人から報告があり、原爆の恐ろしさやすさまじさが深く伝わりました。
報告終了後、主婦の会「9条の会」結成式を行い、映画や原水禁大会参加者の思いが参加者にも伝わり、九条の会の結成も大きな拍手で承認されました。主婦の会では戦争の残虐性、失うものの大きさを伝えて、1人でも多くの仲間を増やし、戦争に反対していきます。皆の真剣な目を信じ、これからも諦めず訴えて行きたいと思います。(今田玲子)