磐梯山の麓にある猪苗代湖の南側、人口四千人位の小さな町に在る福良と言う集落で私は育ちました。
自宅のすぐ近くには山が有り、そこから湖に注ぐ小川が家の近くを流れていました。絵に描いたような田園地帯で、川に入ってイワナやカジカなどを手づかみで獲ったり、山に行けば栗、山ぶどう、桑の実や山菜などを採って、日の暮れるまで遊びまわっていました。子供の時には、ぶどう狩りをしていて何度か、熊やマムシと遭遇してしまったこともありました。子供の頃、自宅でふくろうを飼っていたこともあり、冬になる前にふくろうの食料を確保するため、へびやかえるを大量に捕まえたことなどが印象に残っています。
町には高さ100mの風力発電機33機のプロペラが回っており、国内最大の6万5980キロワットを作り出しています。高原キャベツや大根が特産品というふるさとです。
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