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東京都足立区/千住 幼少期の密かな楽しみは農作業 第二の故郷と原風景 森久邦・中梅分会
私のふるさとは東京都、生まれも育ちも足立区千住です。ですが、生まれたのは栃木県の石橋町。母が年越しで里帰りをしていた12月31日に産まれたそうで、第二のふるさとのように身近に感じています。両親は家が隣同士の幼馴染で、そのまま仲良く結婚したのですが、あの国民的野球漫画「タッチ」みたいですよね(笑)。
恋しいあの味
幼少期は、農家をしていた祖父母の農作業を手伝うのが、密かな楽しみ。お米や野菜作りを手伝いに行くのも楽しかったのですが、ユウガオを使ったかんぴょう作りが一番好きだったことを覚えています。ウリ科ヒョウタン属の、スイカよりも一回り程大きな黄緑色の野菜、ユウガオ。それを機械で薄くむき、ビニールハウスで蒸して作ります。こうして文章を書いている今はまだ2月、朝は3℃ととても冷えます。かんぴょうを使いおばあちゃんが作ってくれた栃木の郷土料理、かんぴょうの卵とじ。身体に染み渡るような優しい味が恋しくなります。
頬を伝わる涙
このように大好きな農作業ですが、世間は世知辛いもの。私が中学生になった頃のこと「農家では食べてけない」とおじさんが話しているのを聞いてしまい、とても悲しい気持ちになった事を覚えています。おじいちゃんが亡くなったタイミングで田んぼは全て処分され、仕方のないことと頭では理解はできても、やはり涙が頬を伝いました。
守り受け継ぐ
小さな頃、田んぼ遊びをした時の匂い。田植えをした時の、何とも言えない泥の感触。大切な想い出、懐かしきあの頃の記憶が蘇りました。そんな私が今でも守っていること、それは「農家さんに感謝してお米を一粒も残さず食べる」と言うことです。そして現在、3人の子どもたちもこの想いを理解し、受け継いでくれています。 今後、定年になったら自身の田んぼで作物を作って暮らす。そして、ゆっくりと時が流れ、沈みゆく夕日を眺める。そんな、我が原風景の中で暮らすことが、私の目標です。
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