東京土建一般労働組合　足立支部

　私のふるさとは四国は徳島県の藍住町という小さな町です。
徳島県の中央を流れる吉野川の川と川の間にできたデルタ地帯に町があるため平坦な土地で山が全くない所です。
　江戸時代藍（あい）の栽培が盛んで藍染めが有名で地名にもなっています。しかしそれ以外に何もないただの田舎です。

　

私が子供の頃よく遊んだ徳島の秘境、県西部の三好市に祖谷という所がありその川にかかる「祖谷かずら橋」があります。すべてかずらの木と枝でできた橋なのですが、伝説によると源平合戦で敗れた平家の落人がこの一帯に逃げてきたそうで追っ手が来たら簡単に橋を壊せるようにと造ったとか。山奥で県民の避暑地になっています。
　私は高校を卒業後、上京したので地元を離れかれこれ10年になります。学生時代は何もない田舎で早く都会に住みたいとばかり考えていましたが、地元を離れて暮らすとやっぱり故郷はいいなと最近思えてきました。
　ちなみに私の高校は甲子園の名門「鳴門工業高校」なんですよ。

 

藍住町ホームページ