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東京都足立区/日ノ出町 波乱万丈!副首相にマンゴーに 生死懸けたマッサージ 大島俊之/柳原分会
私のふるさとは東京都足立区日ノ出町です。現在は息子夫婦と住むために建て替えましたが、その前は宮大工である親族が建てた家に住んでいました。読み書きは苦手だったようですが腕は超一流。昭和36年に第二室戸台風が上陸した際には、周りの家の瓦が飛ぶ中で我が家は微動だにしませんでした。 21歳になる頃、義兄の紹介で電気通信業の会社に就職。その後、38歳で独立し社員10人程の会社を立ち上げました。当時は「人脈は作るもの」と考え、日々ラウンジで飲み、ゴルフの会員権を買ってラウンドを巡る接待の日々。頑張った甲斐あって仕事は順調に回り、NTT本社のアンテナ工事一式を任されたこともあります。
稀有な経験 これまで色々なことがありました。インドシナ半島の仕事をした際にはラオスの副首相と食事をしたり、タイからマンゴーを輸入する会社を立ち上げた際にはタイの法律を逆手に事業を乗っ取られたりと、とても話し尽くせない程です。中でも特に印象深いのが、とある仕事で訪れたバンコクでの出来事です。 今から15年程前でしょうか、仕事で疲れ切っていた私は有馬温泉なる観光ガイドに載るような、老若男女から評判なタイ古式マッサージに一人で訪れることにしました。タクシーで案内してもらい建物の上層階に行くと、筋肉美溢れる男性が…若干の不安は覚えたものの言われるがまま横になり施術を受けていると、施術を行う男性の手が徐々に下半身の方へと移動し始めました。怖くなった私は荷物を抱えて走り、エレベーターのボタンを一心不乱に連打。早く来い早く来い。そう願いながらも恐る恐る後ろを振り返ると、なんとナイフを持った男が6人追いかけてきているではありませんか。「早く逃げなければ、殺される!」そこで私の記憶は途切れ、気付けば宿泊中のホテル前に立っていました。後から聞いた話では、日本人のパスポートは高額で取り引きされていたそうで、私の案内されたマッサージ店は「ゲイのいかがわしいお店」だったようです。生きて帰れて本当に良かったです。
今後の目標 分会の仲間とは本音で話せ、いつも楽しくさせて貰っています。加入の切っ掛けは健康保険でしたが、現在は仲間にエアコンを取り付けてもらったり、雑談したりと、本当に日々楽しく過ごしています。ちなみに私の今の目標は発毛。オレンジを絞り塗ってみたり、育毛剤を塗ってみたり、ビタミン剤を飲んでみたり。どこまで髪の毛が復活を遂げるのか楽しみです(笑)。