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私のふるさとは正月15日、町の女と結婚した新郎を雪の中に投げ込む行事で有名な松之山町の隣「松代町」という所です。位置としては長野県に近く、善光寺まで30分もかかりません。住所は東頚城郡(ひがしくびきぐん)とつきます。「くびき」とは山のふもとを意味するそうです。 この地方は非常にたくさんの雪が降ります。 私が小学生の頃は暖冬でも2m、最も降ったときは平地で4m40p、吹き溜まりでは6mを越え、家一軒が埋まる量降ります。したがって玄関は機能せず、ほとんど二階から出入りしていました。 春は町を流れる川に産卵時お腹を真っ赤にしたウグイやハヤを釣り食べたことを昨日のように思い出します。 町を通る国道は名ばかりの砂利道でくねくね曲がってばかり、その道も十一月下旬から四月まで雪に閉ざされてしまいます。 当時、町は山中の小さな平地に一八○軒肩を寄せ合い暮らしていましたが過疎化が進み今は半分くらいの戸数と聞いています。 しかし空気はあくまでも澄み、水が透き通る故郷を今も私は忘れることができません。
松代町ホームページ