東京土建一般労働組合　足立支部

　私のふるさとは埼玉県所沢市です。４歳までを同地で過ごした後、東京の葛飾区に引っ越し。24歳になる頃に足立区へと越して今にいたります。
　小さい頃は外に出て遊ぶのが好きで、メンコや缶蹴り、影踏みやベーゴマをして遊んでいました。特に缶蹴りは大の得意で、大人になった今でも捕まったことはありません。

　小学校高学年になるとファミコンに熱中。友人たちとソフトを持ち寄りゲームに明け暮れました。中でもドラゴンクエストやゼルダの伝説に夢中になり、友人より少しでも先に進めたいとの思いから寝る間を惜しんでゲームに勤しみました。その後、１９９７年にファイナルファンタジー�Zが発売されるとこれまた夢中に。クリア後もプレイし続け、全キャラのステータスはＭＡＸ…最終的にやることがなくなるまでプレイし続けました。しかし、そんな趣味も29歳の頃に娘を授かったことで一段落。今では何事も家族を最優先にするようにしています。
　高校卒業後はＩＴ関係の会社に就職。当時の宇宙開発事業団、今でいうＪＡＸＡの担当プログラマーをしていました。趣味でプログラミングもしたことがあるので、好きな仕事に就けて順風満帆…なはずでしたが、当時のＳＥと言えば過酷な職業の代表格。新入社員で手取り13万円の収入が、残業のし過ぎで半年後には30万円を超えるようになっていました。しかし数年働くとバブルがはじけ退職。20歳になる頃に大工をしている友人の父に誘われ「手に職をつけるのも良いな」との思いから職人の道へと足を踏み入れました。
　今と違って休みはほぼ無し、日当も５千円程で、最初のうちはツラいと思う時期もありました。しかし５年を過ぎた頃でしょうか、技術が身に付きできることが増えてくると一変。仕事を楽しいと感じるようになり、今では「この仕事が好きだ！」とはっきり言えるようになりました。
　組合には職人になった頃から加入。足立東分会に所属し、分会の温かさ、仲間たちの人柄の良さに惹かれて分会役員を引き受けました。足立支部の雰囲気も好きなので、土建組合をもっと良くするため、ゆくゆくは支部の役員にも挑戦したいと考えています。「みんな仲良く！どうせやるなら楽しく！」これが私のモットーです（笑）。今後もこの気持ちを大事に、邁進していきたいと思います。

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